2019年11月のクアラルンプールへ旅行では、少し足を伸ばしてマラッカも訪れました。
マラッカでは、マラッカ海峡の海辺に建つ「水上モスク」(Masjid Selat Melaka)、オランダ広場、セントポール教会を見学・観光しました。
今回は、水上モスクの観光について、ご紹介します。
同じ日に観光した、マラッカ中心部についてはこちらの記事にまとめていますので、あわせてご覧ください。
水上モスク Masjid Selat Melakaってこんなところ!
Masjid Selat Melakaは、世界遺産・古都のマラッカにあるモスクで、通称「水上モスク」と呼ばれています。
Masjid Selat Melakaはマレー語で、意味は「マラッカ海峡のモスク」
- Masjid
-
モスク
- Selat
-
海峡
- Melaka
-
マラッカ
この意味の通り、Masjid Selat Melakaは海辺に建っているモスクで、これが「水上モスク」と呼ばれる由縁です。
日中は青い空と水面に浮かんだような美しく幻想的な白い建物のコントラストが魅力ですが、夕方はマラッカ海峡に沈む夕日をバックに水上モスクを眺めたり、夜にはモスクがライトアップされたりと、1日の時間の変化とともに違う姿を見せてくれ、SNS映えするフォトジェニックスポットとしても人気です。
ツアーに申し込んで効率よく観光
現地オプショナルツアー予約サイトのVELTRA(ベルトラ)を通して申し込んだツアーに参加して、観光しました。
マラッカはクアラルンプール市街から南東に約150km、車で2時間ほどの離れた都市であることから、ツアー参加を選択しました。
複数のプランを検討した結果、水上モスク、オランダ広場、セントポール教会が見学できるこちらのプランに。
VELTRAでは、他にも水上モスクを日没の時間帯に訪れるプランや、クアラルンプールからマレー鉄道に乗ってマラッカに向かうプランなども用意されており、選択肢は豊富です。
飛行機もホテルも個人手配で旅先でも完全自由プランだけど、1ヶ所だけは個人で行くのが厳しい…という場合でも、ツアーを上手く利用すれば行きたい観光地を巡ることができます。
\豊富なプランから選べる/
現地滞在日数が少なかったり、交通手段が無い場所に行きたかったり、今回のように離れた地域まで足を伸ばしたかったり…という時には、ツアーを利用しています。
水上モスク Masjid Selat Melakaのアクセスと場所
今回はVELTRAからツアーを手配しましたが、クアラルンプールから個人でマラッカへ行く場合は、次の3つの交通手段を利用することができます。
- バス
- タクシー
- マレー鉄道
- ルート
-
TBSバスターミナル発→マラッカバスターミナル→水上モスク
※マラッカバスターミナルから水上モスクまではタクシー利用 - 所要時間
-
片道約2時間
- 料金
-
片道MYR 10~15(約300円~450円)+タクシー代(交渉制)
- 所要時間
-
片道約2時間
- 料金
-
交渉制
- ルート
-
KLセントラル駅→Tampin駅→水上モスク
※Tampin駅から水上モスクはタクシーを利用 - 所要時間
-
片道約3時間
(Tampin駅まで約2時間+タクシーで約1時間) - 料金
-
MYR 15.20(約450円)+タクシー代(交渉制)
クアラルンプールからマラッカ中心部への行き方については、こちらの記事で詳細をご紹介しています。
Masjid Selat Melakaをツアー利用せずに訪れたい、という場合は、タクシーやドライバーと車を1台丸ごとチャーターするという方法もあります。
クアラルンプール市内のホテルから直通で目的地まで行けますし、帰りの交通手段も確保されているので安心です。
チャーター料金は1台単位で設定されていることが多いので、人数が多くなれば1人あたり金額も下がります。
貸切タクシーや車のチャータもVELTRAから手配できます。
\ 車もVELTRAで手配できる /
Masjid Selat Melakaの場所
Masjid Selat Melakaは、マラッカ中心部から約3kmの距離(車で約10分)の場所にあります。
住所 | Jalan Pulau Melaka 8, 75000 Melaka, Malaysia |
入場料 | 無料 |
水上モスク Masjid Selat Melakaへ行ってみた!
Masjid Selat Melakaの近くまで来ると、まずは、白くて高い塔が目に入ります。
この日は快晴で、青い空と白い建物のコントラストが最高でした。
そして、こちらが外観。
白い建物に、金色の円形屋根です。
モスクの建物をバックにガイドさんに写真を撮ってもらったら早速中に入っていきます。
と言いたいところですが、女性は、肌が見えないようにローブとヒジャブを着る必要があるので、まずはドレスコードを整えます。
イスラム教では、女性は肌と髪の毛を露出することが禁じられているため、観光客もモスクに入る際はそれに従います。
ローブとヒジャブはモスク入り口で無料レンタルできます。
入り口脇にローブとヒジャブが置いてあるので、そこから1つ選んで着用します。
スタッフの人がいるので、案内してもらえます。
そこまで厳しくないですが、男性も一応服装チェックされるようですので、念のため長ズボンを履いておいた方が無難です。靴は脱いで素足でモスクの中に入るので、履き物は男女ともにサンダルで構いません。
ツアーの場合、参加要項に服装についての注意事項が書かれているので、必ずチェックしておきましょう。
中に入ると、メインのホールではちょうど結婚の儀式が執りおこなわれていました。
ホールの天井。外から見た金色の屋根部分にあたります。
イスラムの幾何学模様で装飾されています。
窓も幾何学模様。
幾何学的なイスラム模様やイスラム建築は、普段日本で暮らしているとなかなか目にする機会はなく、独特の世界観に引き込まれて見入ってしまいました。
様々なイスラム模様を見れることが、モスク見学の楽しみのひとつです。
そして、窓の向こう側には、マラッカ海峡が広がっています。
外に出ると、目の前は海!
ここからの景色が素晴らしい。
海の向こう側はインドネシアなんだとか。
まさに、「水上のモスク」です。
まとめ:クアラルンプールへ行ったら少し足を伸ばして水上モスクへ!
Masjid Selat Melakaは、マラッカ海峡に浮かんでいるという最高のロケーションのモスクです。
クアラルンプールへ行ったら、是非水上モスクへも足を伸ばしてみてください。
ツアーだと、マラッカ中心部の観光が一緒になったセットプランや、マラッカ海峡に沈む夕日をバックに水上モスクを見るプランなど、様々なプランがあり、楽しみ方もそれぞれです。
ぜひ一度プランをチェックしてみてください!
\豊富なプランから選べる/
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