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瑠璃光院は京都のおすすめ紅葉スポット!予約は必要?ライトアップはある?

瑠璃光院秋の特別拝観は京都のおすすめ紅葉スポット!

多くの紅葉スポットがある秋の京都。

今回は、SNSを通じて人気に火がつき、京都の新たな観光スポットとして話題となっている瑠璃光院の秋の特別拝観に行ってきました。

机に反射して映し出される真っ赤な紅葉が魅力のスポットで、限られた期間しか限定公開されていない特別感のある絶景です。

今回は、瑠璃光院の秋の特別拝観の様子についてご紹介します。

訪問時期は2020年11月です。
コロナウイルスの影響もあり、例年の特別拝観とは異なる点もあるかと思いますので、行かれる際は公式ホームページで情報を確認してください。

瑠璃光院の特別拝観は春と秋に二度公開されており、2020年7月に行った春の特別拝観についても、別記事で紹介しています。

秋とは全く異なる、青紅葉の景色の様子もご覧ください!

目次

瑠璃光院は京都八瀬にある数寄屋造の名建築

瑠璃光院から見える景色

瑠璃光院は、京都市左京区の比叡山のふもとの集落、八瀬(やせ)という場所にあります。

「八瀬」の地は、「矢背」とも記されるように、壬申の乱で背中に矢傷を負われた大海人皇子(天武天皇)が「八瀬のかま風呂」で傷を癒されてより、平安貴族や武士たちに「やすらぎ」の郷として愛されてきました。

引用:瑠璃光院
わちゃ子

八瀬は、古くから平安貴族や武士に親しまれた由緒ある地なんですね。

建物は、数寄屋造りで建てられています。

大正末から昭和の初めにかけて、12,000坪の敷地に延べ240坪の数奇屋造りに大改築するとともに、自然を借景とした名庭を造営。建築にあたった棟梁は、京数寄屋造りの名人と称された中村外二、築庭は佐野藤右衛門一統の作と伝えられます。

引用:瑠璃光院

庭は、数十種の苔で地面が絨毯のように覆われており、瑠璃色に輝く浄土の世界を表わしていることから「瑠璃の庭」と呼ばれています。

瑠璃光院の特別拝観について

瑠璃光院の特別拝観について詳しく概要をみていきます。

瑠璃光院を観光できるのは年2回の特別拝観の期間だけ

瑠璃光院は、春と秋の年2回「特別拝観」として、決まった期間のみ一般公開されています。

瑠璃光院の特別拝観
拝観時期

春:4月〜6月
秋:10月〜12月

拝観時間

拝観時間: 10:00~17:00(閉門)
※11月1日~12月6日は9時30分~18時(閉門)

拝観料

一般2,000円

例年の開催時期は上記のとおりですが、2020年の夏の特別拝観はコロナウイルスの影響で例年とは異なり、2020年6月1日~7月31日の期間で開催されていました。

コロナウイルスの影響により今後も拝観の期間が異なる場合があるため、公式情報を確認してください。

瑠璃光院の紅葉ライトアップは開催されていない

瑠璃光院では、紅葉ライトアップは開催されていません

上記の紅葉シーズンの閉門時間も18時までとなっています。

瑠璃光院の紅葉は、室内に置かれた光沢のある机に反射する景色が最大の魅力。

反射させるには自然光が必要で、夜間は不向きということも、実施されていない理由なのかな…?と勝手ながら考えています。

わちゃ子

ライトアップされた紅葉も綺麗ですが、瑠璃光院に関しては室内から自然光を通して眺めたほうが絶対にいい!

京都の紅葉ライトアップなら知恩院がおすすめです。

有名なのは清水寺や高台寺ですが、知恩院は人出も多くなく、ゆっくり歩きながら満足いくまで写真を撮ることができました。

もちろん、ライトアップに関しても幻想的な雰囲気で、大満足でした。

秋の特別拝観は公式ホームページの予約サイトから予約

パソコンで予約するイメージ

瑠璃光院秋の特別拝観には、予約が必要です。

予約方法は簡単で、公式ホームページの予約画面にアクセスして申し込むことができました。

予約制となったのは、新型コロナウイルスの感染対策で混雑を避けるために新たに取り入れられたようです。

わちゃ子

コロナ禍前までは予約制ではなかったため、整理券が配布されるほどに長蛇の列ができ、入場までの待ち時間も長いとの情報が…!

予約方法や開催期間については、公式情報を確認してください。

瑠璃光院へのアクセスは電車・バスどちらでも

出町柳駅の叡山電車

電車、またはバスのどちらを利用しても行くことができます。

電車でのアクセス

「出町柳駅」から叡山電車(八瀬比叡山口行)にて終点の「八瀬比叡山口駅」下車
「八瀬比叡山口駅」から徒歩5分

バスでのアクセス

地下鉄「国際会館駅」から京都バス(大原・小出石行)にて「八瀬駅前」下車。
「八瀬駅前」バス停から徒歩7分

ちなみに、京都駅から電車を利用すると、以下のような経路になります。

京都駅から電車でのアクセス

京都駅(JR奈良線)→東福寺駅

東福寺駅(京阪本線)→出町柳駅

出町柳駅(叡山電鉄叡山本線)→八瀬比叡山口駅

京都駅からの所要時間はおおむね50分〜60分です。(乗換が2回あるため、乗換電車のタイミングによります。)

今回は三条エリアのホテルに宿泊していたので、東福寺駅(京阪本線)〜出町柳駅の間にある三条駅から京阪電車に乗って行きました。

わちゃ子

三条駅〜八瀬比叡山口駅の所要時間は26分と、京都駅から向かうより近く、便利です。

三条エリアでは、ソラリア西鉄ホテル京都プレミア三条鴨川に宿泊していました。

三条・四条河原町の繁華街にも近く、最寄りの地下鉄駅からは徒歩1分以内という超好立地ホテルでした!

瑠璃光院への自家用車でのアクセスはNG

瑠璃光院には、駐車場が無いので自家用車で行くことはできません。

公式ホームページにもはっきりと記載がありました。

駐車場はございませんので、公共交通機関をおすすめします。
自家用車でお越しの場合は、京都市出町駐車場をご使用ください。駐車場からは、下記、鉄道をご利用ください。
叡山電鉄「出町柳駅」まで徒歩5分、 「出町柳駅」より「八瀬比叡山口駅」まで14分です。

瑠璃光院

実際に瑠璃光院から最寄駅まで歩いてみると、周辺は住宅街になっており、また、ハイシーズンは観光客で人通りも多くなるため、車での通行は難しそうと感じました。

利用できる駐車場も無いとのことなので、車以外の手段を使いましょう。

どうしても車を利用したい場合、軒先パーキングで近くの駐車場を事前に予約しておくことをおすすめします。

貸切観光タクシーでの観光

電車・バス・自家用車以外の手段として、貸切観光タクシーをチャーターして、京都各地に点在する観光地を巡る方法も。

貸切観光タクシーは、現地オプショナルツアー予約サイトのVELTRA(ベルトラ)を通して予約することができます。

京都の有名どころを巡るルートがあらかじめ設定されたものから、行きたい場所だけ巡るルートを完全自由に自分で組めるものまで様々です。

人数、時間、車の大きさ次第では、公共交通機関を乗り継いで移動した時の全員分の電車代・バス代よりもお安くなることも。

わちゃ子

京都内の広範囲にある有名紅葉スポットを、貸切タクシーで巡るのもよいですね!

秋の特別拝観の様子を紹介!

ここからは、実際に瑠璃光院の秋の特別拝観の様子をご紹介します。

事前予約制でスムーズに入場できる!

瑠璃光院の山門

八瀬比叡山口駅から5分ほど歩いて、瑠璃光院の山門に辿り着きます。

山門の前にいる係の人に予約名と予約時間を告げて、受付を済ませます。

この際、免許証など氏名記載がある本人確認証と接触確認アプリ(COCOA)がダウンロード済みであるか確認がありました。

COCOAはグループのうち誰か1人がスマホにダウンロードしておけばよいとのことなので、まだの場合はダウンロードしておきましょう。

山門をくぐってすぐ左手で拝観料(2,000円)を支払い、中に入ります。

わちゃ子

完全予約制なだけあって、とってもスムーズ。これを機に、今後も毎年完全予約制になることを願います…!

瑠璃光院の書院入り口

拝観料を支払ったら、書院の建物まで進みます。

わちゃ子

建物の前の庭園も紅葉が色づいています。

メインの絶景スポットは書院2階へ

順路に沿って、まずは2階から見て回ります。

瑠璃光院の特別拝観の紅葉

2階に着くと、さっそく見たかった景色が出迎えてくれます。

夏とは全く異なる景色です。

紅葉の色づき具合は木によって異なり、一部は色付かずに緑のままだったりと、グラデーションが目の前の机に反射されていて綺麗です。

瑠璃光院の紅葉の景色

別アングルからもう一枚。

瑠璃光院特別拝観の紅葉

アングルが異なると、紅葉の雰囲気も変わります。

こちらはオレンジが強めで、イメージ通りの秋!な写真が撮れました。

ちなみに、春の特別拝観で撮った写真は…

瑠璃光院夏の特別拝観の景色

同じ場所とは思えない!

秋とは全く異なる緑一面の景色が広がっていました。

春の特別拝観の様子はこちらの記事をご覧ください。

写経も体験

瑠璃光院の写経セット

2階では、写経ができるスペースがあります。

灰色の文字で書かれているお経をボールペンなぞって、日付、名前、住所、願い事を書くというものなので、誰でも簡単に写経をすることができます。

写経セット(用紙とボールペン)は、書院の入り口で係の人から一式が入った袋を受け取ります。

今回は、その袋の中に除菌ウェットティッシュも入っていました。(夏は除菌ティッシュではなく小さいミネラルウォーターが入っていました。)

写経をするには、列に並んで席の順番待ちをするのですが、入場者数が限定されているので列に並んでいる人も少なく、すぐに案内してもらえました。

席は、空いた順で案内されるので自分では選べず、壁に面した通路側の席でした。

前回は、窓側に面した席で景色を見ながらゆっくりと写経したのですが、今回はささっと。

瑠璃光院の景色

写経スペースを出るときに、窓側席から景色だけ撮らせてもらいました。

やっぱり眺めがいい。

写経の用紙は、1階出口の手前に回収箱があるので、最後に入れて帰ります。

書院1階からも紅葉が眺められる!

瑠璃光院の1階からの景色

2階が済んだら、次は1階です。

1階から眺める庭は、紅葉と緑のコントラストが一段と綺麗です。

こちら▼は春の特別拝観で撮った写真。

瑠璃光院の瑠璃の庭

春の特別拝観は本当に人が少なく、縁側に映る緑の景色も入れてこんな写真も撮れたのですが…

今回は、予約制で入場者を制限しているといっても縁側にはたくさんの人がおり、紅葉が縁側に反射する様子を撮ることはできませんでした…。

同じようなアングルで撮りたかったのですが、写真が撮れる感じではありませんでした。

わちゃ子

夏に撮れたこの写真は奇跡の一枚なのかも…?

瑠璃光院はおすすめの紅葉スポット!

瑠璃光院の秋の景色

以上、瑠璃光院の秋の特別拝観の様子や、アクセス、駐車場についてのご紹介でした。

今年はコロナウイルスの影響で、事前予約制という例年とは異なる方法でしたが、その分人混みを気にせずゆったりと紅葉を楽しむことができました。

広い窓から見える紅葉の景色は圧巻で、限られた期間しか公開されていない特別感のある景色は、京都の中でも見る価値ありの紅葉スポット!

京都で紅葉スポットに行くなら、瑠璃光院の秋の特別拝観がおすすめです!

また、今年は運よく春の特別拝観にも行くことができていたので、夏と秋の変化の違いを楽しめたのも満足度が上がったポイントかなと思います。

春と秋の両方の特別拝観に行って、両方の季節で見える景色の違いもたのしんでみてください。

瑠璃光院の基本情報

住所〒601-1255
京都府京都市左京区上高野東山55
電話番号075 (781) 4001
拝観時間通常非公開
年2回の特別拝観時は10:00~17:00
※予約受付なし
駐車場
ホームページhttp://rurikoin.komyoji.com/lp/
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